アメリカの人気プロデューサーとタッグを組んだ新作
HYBE傘下のグループILLITが、アメリカのトッププロデューサー陣と手を組み、音楽的スペクトラムをさらに広げる動きを見せています。
11月3日、HYBE LABELSの公式YouTubeチャンネルにて1stシングル「NOT CUTE ANYMORE」のトラックモーション映像が公開されました。この映像によると、今回のシングルにはタイトル曲「NOT CUTE ANYMORE」と収録曲「NOT ME」の2曲が収められる予定です。
タイトル曲「NOT CUTE ANYMORE」は、これまでの“可愛い”というイメージを超え、自分をより率直に表現したいという気持ちを描いた楽曲です。プロデュースを手がけたのは、米ビルボード「HOT 100」で1位を獲得し、グラミー賞候補としても知られる世界的プロデューサーのジャスパー・ハリス（Jasper Harris）氏。さらに、シンガーソングライターのSasha Alex Sloanやyouraなど、韓国と海外の作家陣が楽曲制作に携わっており、ILLITの新たな一面が期待されています。
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メンバーによる制作参加、モカの名前もクレジットに
一方、収録曲「NOT ME」は、誰も自分を決めつけることはできないという強いメッセージを込めた楽曲です。TikTokで注目を集めた「Pink Like Suki」のプロデューサー・デュオ、Pebbles ＆ TamTamが制作に参加し、海外ポップシーンとの親和性をさらに高めています。注目すべきは、この曲のクレジットにユナ、ミンジュ、そしてモカの名前が記されている点です。体調不良のため活動を休止していたモカが制作面で関わっていることから、復帰に向けて動いていると見られています。
また、今回のシングルビジュアルにはイギリスのファッションブランド「アシュリー・ウィリアムズ（Ashley Williams）」のコラージュデザインが採用されています。LED演出によるトラックモーション映像では、新曲の一部が順次公開され、ILLITの洗練されたスタイルを際立たせています。
カムバックに向けたプロモーションが本格化
「NOT CUTE ANYMORE」は、世界が見る自分と、自分自身が感じている姿とのギャップを描く率直な物語でもあります。HYBE LABELSによると、コンセプトフォトは10日と12日に順次公開され、11月24日の正式カムバックに向けて、プロモーションが本格化していく予定です。
さらに、ILLITは11月8日と9日の2日間、ソウル・オリンピック公園オリンピックホールで「2025 ILLIT GLITTER DAY IN SEOUL ENCORE」を開催します。チケットは先行予約開始直後に完売し、グループの人気の高さを改めて証明しました。ファンの間では、このコンサートがモカの復帰ステージになるのではないかという期待の声も広がっています。
Source: BELIFT LAB
復帰に向けて動くモカ、5人完全体での再始動に期待
モカは10月中旬に体調不良のため一部スケジュールを欠席していましたが、制作クレジットへの参加やカムバック準備の進行から、体調が回復傾向にあることがうかがえます。事務所BELIFT LABも「健康を最優先にしながら活動を調整している」と発表しており、慎重に復帰に向けた準備が進められている模様です。
「NOT CUTE ANYMORE」は、ILLITが初めて挑むグローバルコラボレーション作品であり、グループの成長を象徴する節目となる作品です。5人の再集結が実現するかどうか、そしてモカがどのような形でステージに戻ってくるのか。世界中のファンが注目しています。