こんにちは。
最近ネット界隈や政治番組では、
ベーシックインカムの導入の是非をめぐり、
議論が白熱しています。。。
ただ、、、
賛成派や反対派の意見を聞いても、
一般の人達は、
良いのか悪いのか、
よくわからないというのが本音のところではないでしょうか？？
今回は、
ベーシックインカムを実施している国や、
その実際の効果についてまとめてみようと思います。。。
ベーシックインカムを導入した国をまとめ！ベーシックインカムは本当に効果があったのか？
ベーシックインカムの発想の原点ですが、
元々は、
貧困を救うことやバラバラだった社会保障を、
一元化することで社会全般から不平等をなくそうとする考えから、
発展してきたのではないでしょうか？？
それでは、
現在ベーシックインカムを導入している国をまとめてみたいと思います。。。
ベーシックインカムは現在、
・オランダ
・フィンランド
・カナダ
・アメリカ
・イタリア
・ケニア、
・インド
・ウガンダ
など8ヶ国で実施されています。
ただ、
その国の政府や民間団体など、
必ずしもその国の政府が国会議員の総意で法案を通して、
実施したものばかりではありません。。。
しかし、本丸は、
オランダやフィンランドのよう高福祉、高負担の国のように、
それまでの社会保障がある程度機能してはいるが、
社会の構造の変化によって、
時代に適応した社会保障のあり方に進化させようとしている政策です。
また、
インドやケニア、ウガンダなどは、
社会保障がそもそも機能していなかったり、
それこそ、
住民がいつ飢餓や病気などで命を失くすかもしれない国もあります。
このように、
先進国と発展途上国では、
その発想の原点からいっても全く違います。。。
まとめると、
ベーシックインカムは、
先進国では社会保障を新たな制度として模索する為の実験として実施しています。
発展途上国は、
最低保証金額を支給することで、
住民の生命を守り生活の底上げをしているといえるでしょう。。。
このように、
ベーシックインカムを実施する国によって、
発想が全く異なります。。。
ベーシックインカムとは考えが違いますが、
共産国として有名なキューバなどは生活全般や医療費など全て無料です。
ベーシックインカムは、
国単位で実施すれば、
税制から変える必要があり、
1～2年ほどの短い期間で簡単に変えることはできない制度といえます。
もし変えれるとすれば、
革命などの政変が起きる時かもしれません。。。
もしベーシックインカムを日本で実施したら！日本でのメリット・デメリットを解説！
もし日本で今話題のベーシックインカムを実施したら、
いったい、
どうなるでしょうか？？？
まずメリットですが、
老若男女の日本国民一人一人に、
最低保証金額として7万円～10万円程度の現金が、
毎月その人が亡くなるまで支給されます！！！
その他のメリットは、、、、
何かあるのでしょうか？？
思いつかないので、
デメリットを解説します。。。
デメリットは、
まず現在ある全ての社会保障制度が廃止されます。
老齢年金、医療費、各種児童手当、失業保険、生活保護などなど、
これらを自分で賄おうとすれば、
全てベーシックインカムからか、
自分で働いた分から100%払うことになります。。。
国は一切保証はしません。。。
次に財源ですが、
試算では300兆円いるといわれています。
試算なので実際始めたら、
まだ必要になるでしょう。
300兆円といえば、
国家予算を飛び越してGDP並みの予算です。
国家予算以上ということは、
所得税、消費税、法人税、などなど、、、
全ての税金の使い先は、
ベーシックインカムの財源ということになります。。。
ある政党の党首は、
ベーシックインカムの財源は、
企業の内部留保に課税するといっています。。。
企業の内部留保は現金として企業が貯蓄しているわけではなく、
その企業の設備であったり建物であったりします。。。
企業が、
お金を生み出すための大切な設備に、
実際毎年GDP並みの課税をして企業は、
やっていけるのでしょうか。。。。
まとめ
ベーシックインカムの正体とは、
全ての社会保障を廃止した、
国民総生活保護化政策と置き換えれば分かりやすいでしょう。。。
果たして、
国民総生活保護化した後の日本人は、
一体どうなっていくのでしょうか。。。
コメント